マソヒスムス的情歌

嘉永年度の情歌に、

結いたての髪に触られわしや腹がたつ

ほかにむしらす人がある

とあるが、異性から自己の頭髪をむしられ虐待せられるのを喜ぶマソヒスムスの女性を詠んだものであらう。